これから始めようとする方は車中泊の車種はトラックベースのキャンピングカーまたはハイエース、キャラバンのような大きなワンボックスしか無いと思う方が多いかもしれません。
たしかにyoutubeやyahoo記事、Googleニュースでは車中泊と言えばそれらのニュースばかりですし快適なのは間違いないのですが今車中泊で旅や趣味をしてる人々はどんな車を…
車中泊する車種の現状
という事で
実際道の駅など車中泊されてる方の６割ほどが軽自動車含め普通の車が実は多いのです
昨年youtube動画ですが富士山東側の車泊場を数か所、深夜周った動画がありますので気になる方はよろしかったら記事の一番下に動画置いておきますのでご覧ください
（ちなみに20年以上前は9割以上、10年前は8割ほどが普通の車でした この10年でだいぶキャンピングカー、または仕様の車が増えましたね）
下写真は10年前の早朝午前5時台のほったらかし温泉
半数以上が車中泊の方だと思われますが普通の車ばかり
（車泊はすぐ下の笛吹川フルーツ公園をお借りしましたがほぼ満車で９割が普通の車の記憶 ちなみにこの朝は写真の後部にどでかいキャンピングカーが2台並んでいたぐらい）
現在はキャンピングカー仕様の車が増えましたがまだまだ普通の車が多いのが現状なんですね
有料車中泊場を見るとほぼキャンピングカーなぜ
大きな車は駐車スペースなどの不安もあるので有料のRVパークなど既定の大きさの駐車場が必ずある場所が必要になりおのずとキャンピングカーの割合はかなり高くなります
しかし最近ではRVパークの広報的な記事などで普通の車でも利用できますよと促し始めてるのでキャンピングカーを増やすとともに高額なキャンピングカーの数の上限があるのも存じているのでしょう
確かに便利で快適ですが高額なのもまたゆるぎない事実
普通の車アレンジ車中泊カーに比べて100～500万円程度高額になりますが月に何回も旅に行くような方ならその選択はありだと思います
ただし年に数回程度の旅の方はよほど余裕のある方以外は高額な車を1台持つよりもそのお金を使って自宅を快適にする方が優位性が高いですし普段使いする車をちょっとアレンジするだけで車中泊旅は可能なのでそのチョイスで正解だと思います
普通の車の上限や複数人で行く為に
問題は普通の車のほとんどの車は2人∔ペットが上限です
そして軽自動車ですと前席が倒れる事が前提になります
また夫婦と子供数人（身長による）など複数人となると大きな車をアレンジかキャンピングカーか普通の車にテントなどを設置するしかありません
行く人数に応じて方法やコスト、DIYも含めて検討する必要がでてきてしまうでしょう
車種
軽自動車
軽の箱型（軽の中では圧倒的な空間）なら全部OKベットメイクもかなり楽です
その他NVAN（空間と使い勝手） デリカミニ（走り）などが人気
軽自動車のデメリットは横幅と車のパワーですがそれらがクリアできるなら普段使いも良く経費も安く済むので夫婦の気楽な旅やソロならがっつり旅にもGOOD
普通車
これから購入する予定の方なら荷台が完全にフラットになる車種がお勧め
※ちなみにですが上記写真を見てもらえたらSUVでも少し大き目なアウトランダーでさえ軽箱のエブリイ荷台サイズに勝てません 軽箱の空間最強度がうかがえます
今使っている車でフラット化
シートを取り外す,シートのリクライニング機能のギアを加工するなど荒業もありますが基本的にはフルフラットといわれるシートアレンジができる事が前提 そのうえで方法は大きく3種
シートアレンジ＋隙間や凹みを埋める
シートアレンジ＋かたい板
シートアレンジ＋市販やDIYで骨組み＆マット
詳しくは『お使いの車種と車中泊で検索』するか『マイカーを車中泊旅カーにする』を参考にしてください
車内でゆっくりしたい方は車内高も必要になるので商用車系一考
ハイエース、キャラバンはもちろんタウンエースやバネットバンなど
車中泊を長年してきた方や現役引退されて年齢を重ねた方など車内でゆっくりする事もメインの方＆キャンピングカーベースとして圧倒的に多いのがこのサイズ感の車です
経験上、旅をし始めた最初は遠出をしたら滞在するより色々なところに行きたくなるので快適に寝る事ができれば問題無し、という事で普段使いとの兼ね合いでかける初期費用や燃費によってはオーバースペックになるかも＝車中泊旅を重ねたり年齢を重ねたり趣味などで同じ場所に行くようになると車内でゆっくりした時間が欲しくなると共に下写真車種のような大きなスペースが欲しくなると思います
もちろん車泊旅にそれなりにお金をかける事ができる方や子供さんを連れてなど多人数で行く車泊旅の方は必須レベルの車種です
普通車をベースにキャンピングカー仕様にしている販売車を参考に
今では多数ありますので（フリード、ステップワゴンなど）”普通車”キャンピングカー”企業”会社”などで検索すると参考になるかもしれません
就寝人数を普通車でどうしても増やしたい方
上記写真のようなポップアップルーフテントのみ取り付け（80万円～）てくれる業者さんもありますので高額な車を購入する前にそちらに依頼してみるのも一考です
ポップアップルーフテントのデメリットはテント生地が多いので真冬はそれなりの装備が必要なのと強風に弱い事、車種によっては揺れが強い事です
個人的には
まだどのメーカーも発売していませんが上記で紹介した商用車系の車（ハイエースなど）もしくはデリカD5あたりでPHEVが発売されたら価格によってはかなり一押し 普段使いもできる最強の車中泊カーになると思います。
災害時もガソリン、電気どちらにしても活躍するシーンが多いと思います
まとめ
基本的に車中泊旅って決まった物事は無いと思うんです
世の中がかってにカテゴライズしてるだけで本来は『自由に気軽な車の旅』だと思うんですよね
たまにプロとか専門家とか居ますけどちょっと僕には？です
それぞれの生活スタイルがあり考え方があって当然だと思います
なのでもし”恥ずかしい”とか”場違いか？”なんて思ってる方居たらぜひその考えをやめて外に飛び出してみませんか？
とはいえ寝るスペースが確保されても最低限の準備するもの、車泊する場所は公な場所という事もありますので下記を参考に持ち物準備、また音、光、ゴミ、スペースなど意識して近場からチャンレジしてみてはいかがでしょうか
※最低限目隠しと布団があればなんとかなります
昨今人気に拍車がかかりつつある車中泊の旅キャンピングカーやキャンピングカー仕様の車が多くなってきましたがまともに購入したら数百万円と高額。中古車でも普通の車に比べたら高額このうえない。旅のメインが車の中でよりゆっくりするという方はそのチョ[…]
動画で見る
ちょっと踏み込んだマナーの話
（個人的見解含む
どんな車種が車中泊してるのか見てみる動画
富士山東側の車中泊できる場所を5か所巡りしてしまった2022.10月